プレセミナー

昨日相続アドバイザー養成講座のプレセミナーが開催されました。
題目
「相続の匠~心と技を学ぶ~」

●心の相続を担う相続アドバイザーの本質
相続による兄弟喧嘩をさせない為、次のようなことをクライアントに伝えます。 ・相続前の日頃の兄弟間のお付き合いの大切さ。 ・争った場合の心身に与えるダメージの大きさ。 ・争っている姿を見ている子供・孫は見ていること。そして子供孫はその姿を背負いこみ同じことを繰り返すこと。

そしてSAの重要な役割として「相続人の心の揉みほぐす」ことの大切さを話されました。 SAが何故必要か根本の部分が伝わるお話でした。

●おバカさんがここまで成長??
相続を学ぶ前の不動産売買業務に係っていた自分の姿。 SA養成講座受講後に変わった自分の姿。 そして最近の事例をお話されました。

相続を学ぶ前は問題を解決した後の不動産売買が自分の仕事だと思っていました。 問題解決は他人任せだったのです。 しかしSA養成講座を受けたことにより、問題に関わることが、お客様を幸せに導けることだと気が付いたのです。 最近の事例では、問題不動産の整理、相続税納税資金の確保、家族信託の活用等々、様々の手法を駆使して問題に取り組んで、お客様を幸せに導き、その結果不動産の売買を行っています。

おばかさん(?)がここまで成長すれば立派なものです。

●相続アドバイザーから見た相続の現場

SA養成講座で得たものはネットワークです。 ネットワークの大切さお実感した事例を紹介しました。 ・緊急時の遺言作成時の事例。 ・失敗した時のネットワーク仲間の取組み方。 ・労を惜しまず問題に取り組んでくれる仲間の有り難さ。

SAの役割は兄弟姉妹間の財産の分配という特異な状況下で、道を誤らぬように相続手続をすすめることです。 SAの力量でどのような道を歩むか左右されます。道案内人としての遺留分減殺請求の事例を紹介しました。

争いに対して法を用いて折衝するのは弁護士の役割です。 SAの役割は弁護士を紹介し大局的に手続をすすめることです。 法は武器です。武器の使い方、戦略も立てられず戦場にいったらどんなことになるか。 SA自身の身も危ういがクライアントにも迷惑をかけます。 弁護士法72条の意味をしっかり押さえることで私達の役割が見えてきます。

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