遺産分割で均等にわけたいときに不動産価格をどう決めるか。
相続財産が不動産と預貯金で、相続人が長男・長女2人。 不動産は長男が相続することが決まっている場合。
均等にするためには 不動産の評価が高ければ、預貯金を長女が多く相続し、 評価が低ければ長男が多く相続します。
相続時だから起りえる不動産の特殊な関係
○被相続人の土地に長男が使用貸借でアパートを建てていた。 長男がその土地を相続する場合の価格は?
○被相続人の土地の隣接地を長男が所有。 長男が相続することにより土地全体の価値があがる場合。 相続する土地の価格は?
○相続により生じた、不合理な共有持分。 この共有持分の買取価格は?
どれもありがちなことです。
均等にという言葉が分割を難しくします。