心得 中條レポートNo182

毎月届くレポート「素心」に「素心学の心得」と題した一枚の紙が入っていまいした。

心得は三つ章からなっています。
・二十の徳目 ・日常の心がけ ・謙虚さがなくなる兆候 全部で55項目あります。

「二十の徳目」の一番目に
「心にクセなく物事をあるがままに受け入れること」と書いてあります。
あるがままに受け入れることの大切さはわかりますが、どうすれば、あるがままに受け入れられるのか。悟りを開くことと同じように難しいことだと思っていましたが….

次の「日常の心がけ」に書かれていることを行っていく。
・笑顔で挨拶 ・正しく、優しい言葉づかい ・清潔でさわやかな身だしなみ ・腰骨を立てた正しい姿勢 ・「ハイ」という明るい返事 ・和やかな気持ちで愛艇に応対 ・人の話は丁寧に聴く ・身のまわりの整理整頓 ・約束、規則は必ず守る ・早起きの励行 ・一日の終わりは静かに反省 他10項目。

そして自分自身に次の「謙虚さがなくなる兆候」が現れたら正していく。
・時間に遅れだす ・約束を自分の方から破りだす ・あいさつが雑になり出す 他人の批判や会社の批判をしだす ・すぐに怒り出す ・他人の話を上調子で聞き出す・言い訳が多くなる ・「ありがとうございます」という言葉が少なくなる 他6項目。

これらを、丁寧に行っていくことがあるがままに受け入れるための方法ではないかと感じました。
どれも難しいことではありませんが、心から行動しなければなりません。また気を抜くとすぐに疎かになります。

特に「ありがとうございます」は効果があるようです。魔法の言葉と言われる所以ではないでしょうか。周囲をそして自分自身を変える力を持っています。但し心から想って言わないと効果はないようです。
なぜなら、心から思うためには、相手を受け入れることが必要だからです。

「あるがままに受け入れる」ための第一歩ではないでしょうか。

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