一眼は遠く歴史の彼方を、
そして一眼は脚下の実践へ。
[ 森信三 一日一語 ] より
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日本民族の使命
日本民族の使命は将来の東西文化の融合に対して、
いわばその縮図的原型を提供する処にあるであろう。
[ 森信三 一日一語 ] より
一芸一能
すべて一芸一能に身を入れるものは、その道に浸りきらねばならぬ。
躰中の全細胞が、画なら画、短歌なら短歌にむかって、
同一方向に整列するほどでなければなるまい。
[ 森信三 一日一語 ] より
分
分を突きとめ分をまもる。
[ 森信三 一日一語 ] より
分を知る
分を知るとは自己の限界の自覚ともいえる。
随って人間も分を自覚してから以後の歩みこそほんものになる。
だが才能ある人ほど、その関心が多角的ゆえ、
「分」の自覚に入るのが困難であり、かつ遅れがちである。
[ 森信三 一日一語 ] より
履物を揃えることから
地上の現実界は多角的であり、かつ錯雑窮まりない。
随って何らかの仕方で常にシメククリをつけねば仕事は進まない。
そしてそれへの最初の端緒こそハキモノを揃えるしつけであって、
それはやがて又、経済のシマリにもつながる。
[ 森信三 一日一語 ] より
一道の血路
人間は真に覚悟を決めたら、
そこから新しい智慧が湧いて、
八方塞りと思ったところから一道の血路が開けてくるものです。
[ 森信三 一日一語 ] より
大悲
真に心深き人とは、
自己に縁ある人の苦悩に対して深く共感し、
心の底に「大悲」の涙をたたえつつ、
人知れずそれを噛みしめ味わっている底の人であろう。
[ 森信三 一日一語 ] より
肝をすえる
肚をすえるという事は、
裏返えせばすべて神まかせという事でもある。
だが単に神まかせというだけでは、まだ観念的であって、
よほどそれに徹しないとフラつきやすい。
[ 森信三 一日一語 ] より
凄まじさ
死の絶壁に向かってつよくボールを投げつけ、
そのはねかえる力を根源的なエネルギーとしながら、
日々を生きぬく人物の生きざまは、げにも凄まじい。
[ 森信三 一日一語 ] より