バランス

人間の智慧とは、
(一)先の見通しがどれほど利くか
(二)又どれほど他人の気持ちの察しがつくか
(三)その上何事についても、どれほどバランスを心得ているか
ということでしょう。
[ 森信三 一日一語 ] より

相続コンサルに必要なことズバリです。
「バランス」本当に大切だと思います。

自分を流通させる

昨日は相続アドバイザー(SA)養成講座の最終講座。
題目は「事例からみる相続アドバイザーの実務」です。
講師はSA協議会理事長の平井氏です。

「自分を流通させる」
良い仕事をして、依頼者を増やす。格言ですね。
アドバイザーの役割をぞんぶんに発揮している弁護士案件事例。
人間力がアドバイザーに求めらることが改めて感じるお話でした。

講座の後、30人近いSA卒業生の集まりに参加。
この日はSA三昧でした。
ありがとうございます。

役割

精薄児や身障児をもつ親は、悲観の極、必ず一度はこの子と共に身を滅ぼしたいとの念いに駆られるらしいが、しかもその果てには必ず、この子のお陰で人間としての眼を開かせてもらえたという自覚に到るようである。
[ 森信三 一日一語 ] より

その通りですね。
全ての人が役割を持っています。

葬儀方法

毎週月曜日朝日朝刊の葬儀お墓を知るシリーズ4回目。

葬儀の方式の解説。

直葬・一日葬、等々特殊な葬儀の注意点が書かれています。

身寄りのない方の後見業務で行うことが多い直葬は一般的には稀なようです。
また菩提寺に埋葬してもらうときには、事前にお寺に確認することが大切です。

宇宙生命

すべての物事は、リズムを感得することが大切である。
リズムは、根本的には宇宙生命に根ざすものゆえ、
リズムが分かりかけてはじめて物事の真相も解り出すわけである。
中んずく書物のリズムの如きは、著者の生命の最端的といってよい。
[ 森信三 一日一語 ] より

「宇宙生命」
我・業 が無い世界。
そのままの世界。

宇宙生命に近づいて物事を見られれれば…..。

家族葬

身内だけで行う葬儀が家族葬。

費用負担も煩わしさも少なくなると考えるのが早計。

香典等が少なく、基本的に書かる費用は同じの家族葬の方が費用が掛かる場合も。
また、家族葬は葬儀が終わった後、訃報を知った人が弔問に訪れることが多く、
いつまでも落ち着かない日々を送ることも。

費用・わずらわしさだけで選ぶのではなく、
故人の想いを尊重して選ぶことが大切です。

投資

昨日はFP勉強会で投資について学びました。

目先の値上がりや配当目当ては「投資」でなく「投機」。
長期的に成長するものにお金を投じるのが「投資」。

日本人は「投機」が多くアメリカ人は「投資」が多い。

日米の投資信託の純資産高10位までを見ると明らか。
アメリカは全てが長期投資を基軸にしたファンド。
日本は全てが目先の配当で客を呼ぶ毎月配当型。

本当のことを知る大切さを学べた勉強会でした。

預貯金債権

預貯金は当然分割財産。
この平成16年最高裁判決をめぐって最高裁大法廷で争われます。

預貯金は金融機関相手に訴訟すれば法定相続分で引出せます。
遺産分割の対象でないことがおかしいと争っています。

実務にも影響する注目裁判です。

心得 中條レポートNo182

毎月届くレポート「素心」に「素心学の心得」と題した一枚の紙が入っていまいした。

心得は三つ章からなっています。
・二十の徳目 ・日常の心がけ ・謙虚さがなくなる兆候 全部で55項目あります。

「二十の徳目」の一番目に
「心にクセなく物事をあるがままに受け入れること」と書いてあります。
あるがままに受け入れることの大切さはわかりますが、どうすれば、あるがままに受け入れられるのか。悟りを開くことと同じように難しいことだと思っていましたが….

次の「日常の心がけ」に書かれていることを行っていく。
・笑顔で挨拶 ・正しく、優しい言葉づかい ・清潔でさわやかな身だしなみ ・腰骨を立てた正しい姿勢 ・「ハイ」という明るい返事 ・和やかな気持ちで愛艇に応対 ・人の話は丁寧に聴く ・身のまわりの整理整頓 ・約束、規則は必ず守る ・早起きの励行 ・一日の終わりは静かに反省 他10項目。

そして自分自身に次の「謙虚さがなくなる兆候」が現れたら正していく。
・時間に遅れだす ・約束を自分の方から破りだす ・あいさつが雑になり出す 他人の批判や会社の批判をしだす ・すぐに怒り出す ・他人の話を上調子で聞き出す・言い訳が多くなる ・「ありがとうございます」という言葉が少なくなる 他6項目。

これらを、丁寧に行っていくことがあるがままに受け入れるための方法ではないかと感じました。
どれも難しいことではありませんが、心から行動しなければなりません。また気を抜くとすぐに疎かになります。

特に「ありがとうございます」は効果があるようです。魔法の言葉と言われる所以ではないでしょうか。周囲をそして自分自身を変える力を持っています。但し心から想って言わないと効果はないようです。
なぜなら、心から思うためには、相手を受け入れることが必要だからです。

「あるがままに受け入れる」ための第一歩ではないでしょうか。

相続放棄と相続分の放棄 野口レポートNo238

相続には多くの誤解があります。代表的なものは「借金をすれば相続税が減る」です。借金そのものに相続税を減らす節税効果は生じません。借金で得た現金でアパートを建てるから減るのです。

もうひとつは「相続放棄」と「相続分の放棄」の混同です。これは負の財産(借金・保証債務)の状況によっては誤解では済みません。特に突然に表に出てくる保証債務は怖いものがあります。

それではその違いを説明してみましょう。

相続放棄⇒相続人であることを知った時から3ヶ月以内に家庭裁判所に申し述べます。放棄が受理されたら最初から相続人ではなくなります。被相続人との間に一切の相続関係は生じません。不動産や預貯金など正の財産は相続できません。当然に借金や連帯保証人の地位(保証債務)など、負の財産も相続しなくて済みます。

相続分の放棄⇒財産はいらないと、遺産分割協議書に判子を押し、相続を放棄したと言っている人がいます。これは相続放棄でなく相続分の放棄です。ゼロの財産を相続したことになり、相続人の地位は残ります。借金や保証債務は相続人全員が法定相続分の割合で相続する「可分債務」です。一切財産はいらないと相続分の放棄をしても、これらの債務は相続してしまいます。

子どものいない夫婦がいました。不幸にもご主人が急逝してしまいました。相続人は奥様とご主人(長男)の父母です。義父母から見ると奥様は出来た嫁です。実の娘のように可愛がっていました。息子の財産は全部お嫁さんが相続できるよう、相続放棄の手続きを司法書士へお願いしました。司法書士も義父母の話を傾聴せず、言われるまま相続放棄の手続きをとり、受理されてしまいました。

 受理されると最初から相続人でなくなります。相続に関し直系尊属が存在しないことになり、相続順位が第3順位に移ります。

相続人は奥様と、ご主人の兄弟姉妹に変わります。義兄弟姉妹と遺産分割の話し合いをしなければなりません。残された奥様にとってこれは辛いものがあります。この場合は、遺産分割協議で義父母が「相続分の放棄」をすれば、相続人の地位は残るので相続順位は変わらず、奥様はご主人の全財産を円滑に相続できたのです。

負債相続は専門家の支援がありません。予想しなかった借金が出てきた。放棄したいが3ヶ月は過ぎてしまった。相談者はワラをもつかむ思いです。が、ここであきらめてはいけません。1年が経過した後の相談でも、負債相続の専門家(希少)につなぎ、相続放棄が受理されたケースもありました。

また承認か放棄か3ヶ月で判断できない時は、相続放棄の期間伸長や再伸長の手続きをすることで時間を稼ぐことができます。

万民に公平であるべき法律ですが、知ると知らぬでは大きな不公平が生じます。そして「法律を知らなかった」は通用しません。