天地 生死

「天地終始なく人生生死あり」
これは頼山陽の十三歳元旦の「立志の詩」の一句ですが、
これをいかに実感をもってわが身に刻み込むかが
我われの問題です。
[ 森信三 一日一語 ] より

私たちの命は限りがあるが、天地は続いていく。
ここを実感する。
そして
身に刻む。

宇宙

昨日天文学者渡部潤一先生のお話を聴きました。

地球以外に生命は存在するか。
天文学者の99.9%は(存在するだろう」と答えるそうです。
理由は地球と同じ条件(生命が存在する可能性のある)の星が銀河系だけで1億個あるからです。

10年~20年後には生物存在が証明できるだろうと言われました。…
ただし、文明があるかどうかは予想がつかないそうです。

最後に星空をみることをすすめられました。
宇宙は人間が見ることが出来る最も広大な時空間だからです。

独居高齢者 中條レポートNo188

独居高齢者が急増しています。

子が独立し連れ合いが亡くなり独居高齢者に。アパートで全世帯がいつのまにか独居高齢者ということも。未婚急増はこの傾向に拍車をかけます。

地域社会のコミュニティは?
隣同士挨拶しない。会話がない。かかわりあいがない。名前も知らないことも。
お隣とのかかわりがなければ、近隣とのかかわりもありません。

行政が税金を使って行っている安心網。
介護、医療、生活保護、等々。
「砂上の安心網」(新聞の見出し)。的をえた言葉だと思いました。

団塊世代が後期高齢者になるころ日本はどうなるのか。
財政には限りがあり、「砂上の安心網」は機能しないでしょう。

解決方法は地域社会の連携しかないと思います。
自治会で高齢者見守りのシステムをつくる。若い世代に役割を与える。等々。しかし、義務的にやることは「砂上の安心網」の域を出ません。

いろいろな案があるでしょうが、まずは挨拶からでは。
笑顔で、おはようございます。こんにちは。そして、ありがとうございます。

「そんなことをやったって……。」と言われかもしれません。
でも笑顔で声かけが出来たら、援助も自然に出来るはずです。
援助は若い世代から高齢者の一方通行ではなく、
高齢者から若い世代への無形の援助も。

日銀が国債を買い財政を支え、株を買い株価を支える。みせかけの財政が、いつか崩れるのは明白です。砂上の安心網はむなしく消え去るでしょう。

だから、簡単なことから。出来ることから。日々新たに、一歩一歩。
そこから新しい社会が生まれるのでは。

親の財産は親のために使う 野口レポートNo244

家族の状況や財産構成によっては「子供に財産を残さないで、親のために使う」これが最善のアドバイスと思うことがあります。

相続の適切なアドバイスには、遺産がどのような経過で築かれてきたのか、相続財産のルーツを知ることも大切です。

80代のAさん夫婦が相談に見えました。働き者のご主人と内助の奥様と素晴らしいご夫婦で、私も昔からよく存知あげています。

Aさんは、相続など金持ちの問題で自分には関係ないと思っていました。ところがテレビを見て財産が少ない人ほど、相続争いを起こすことを知り心配になりました。自分も高齢になったし、遺言を作りたいとの相談でした。

遺言の目的は子供達に円満に財産を相続してもらいたいとのことでした。話を傾聴してみると財産は自宅とそれなりの預貯金です。Aさんと奥様が力を合わせ築いた財産です。子供2人は遠隔地に住んでおり、状況から親の世話をするのは無理です。

相続相談は問題の本質を見抜くことが大切です。当事者は問題の本質など分かりません。法律と財産を一度頭から全部外し、無の世界から、相手の幸せを考えてみると本質が見えてきます。本質が見えれば何をすればよいのかが分かります。

この問題の本質は子供達の円満相続ではありません。高齢のAさん夫婦の老後です。Aさん夫婦に「私の有する一切の財産を〇〇(配偶者)に相続させる」との遺言を互いに作成していただきました。

互いが元気のうちは現在の自宅に住んでいればよし、一人になったら自宅を売却し、老人ホーム入居の費用に当てること、預貯金は老後の糧とすることを提案しました。

Aさん夫婦は子供達を立派に育てあげ、親の役目は十分果たしました。「子供に財産を残そうと思わないでください。自分達のために使うことを考えてください。」これが私のアドバイスです。もし最後にお金が残ったら子供達が法律通りに分ければいい話しです。

相続が難しいのは、日本人の財産構成が現在の民法と税法に合ってないところにあります。

民法は「均分相続」です。遺産が全部現金なら分けるのは簡単です。ところが多くの財産は分けにくい不動産です。

税法は「10ケ月までに現金一括納付」が原則です。これも全部現金なら即一括払いです。いくら取られても半分近くも残ります。

お上が財産構成に合わせ民法や税法を変えてくれるのか? そんなことは間違ってもありません。なら、財産構成を民法と税法に合わせていく必要があります。これも大事な相続対策です。

今は親が子に頼れる時代ではありません。子供を育てあげた後は「子に残すのではなく自分達のために使う」、もし残ったら子供達がありがたく相続させてもらう、そんな時代がきています。  

高齢者変更

高齢者は65歳以上から75歳か以上へ。

日本老年学会と日本老年医学会の国への提言です。

65歳は1956年の65歳以上を高齢人口とした国連に準じたもの。
その時の平均寿命男63.59歳女67.54歳を考えると当然かも…..。

清貧

人は内に凛乎たるものがあってこそ、
はじめてよく「清貧」を貫きうるのであって、
この認識こそが根本である。
[ 森信三 一日一語 ] より

毅然とし揺るぎがない。
清貧とは、見せる物でなく、内から湧き出てくるもの。

法律問題にしてはならない 中條レポートNo187

相続でやってはいけないこと。
それは法律を前提に判断することです。

「法律は正しい」。 〇でしょうか、×でしょうか?
判断する問題の性質によります。

法は全ての国民に適用されるものです。
一人ひとりの事情によって判断を変えていたら法ではなくなります。

だから事情に応じて判断を変えた方がよい問題は、法よりも当事者間での決め事が優先する仕組みになっています。当事者間で決められない場合に、法を適用して決める手段を用意しているのです。(家庭裁判証における審判。等々)
ですから「法律が△△△だから、□□□だ」は〇でも×でもないのです。

相続で典型的なのは
「法律で定められているから、法定相続分で遺産分割をする」
相続人全員の合意で、遺産の分け方は自由に決められます。

一方、法が絶対的な判断力を持たなければ社会秩序が保てないものは、当時者間で定めても効力を認めません。
例 人を殺してはいけない。赤信号で渡ってはいけない。等々。

相続で言えば、
「生前に親族間で取り決めた遺産分割は効力がない」
たとえ当事者間で「有効にする」と取り決めても効力はありません。
これは、親に物言えぬ相続人が、否応なしに財産がもらえなくなるのを防ぐためだと言われています。

このように、法は当事者間で決めたことを優先するものと、当事者間で決めても無効とするものがあります。

「何故そのような仕組みになっているのか」ということを考える必要があります。
法は社会秩序を守るためのものでありますが、必ずしも、当時者間を幸せにするものではないということです。

相続は家族間の問題であり様々です。
法律問題にしてはならないと言われる所以です。

ツイてる ツイてる 野口レポートNo243

「結婚とは自分と一番相性の悪い人が一緒になることです。だから永平寺に3年いくよりよっぽど修行になりますよ。相性の悪い人にめぐりあったら、この人と結婚するんだなあ~、俺は修行をするんだと思えばいいのです。」これは斉藤一人さんの名言です。

私も修行を始めて46年になりました。修行に耐えかね途中でやめてしまう人がいます。が、この修行は一度始めたら生涯続ける覚悟が必要です。自分で選んだ道だからなおさらです!

一人さんは全国長者番付で、金メダル、銀メダル、銅メダル、を始め、多くの実績をお持ちです。しかもすべて事業所得です。イチローもすごいが、一人さんもすごいです。

今は個人情報の関係で公表されていませんが、長者番付1位とは、言いかえれば日本で一番多く税金を払っている人、ある意味では社会に貢献している人にもなります。税務署が表彰しても、国民栄誉賞をもらってもおかしくありません。

利益があがると、やたら節税対策を指導する先生や、税金を払いたがらない経営者がいます。税金に取られる位ならと、不相応の社員旅行をしたり、まだ使える車を買い換えるなど、目先の節税に走る人は少なくありません。

不必要な経費を使い利益を圧縮したら会社にお金は残っていきません。税金を払うからこそ会社にお金が残るのです。この内部留保が会社の底力となり、イザのときの兵糧となるのです。

「ツイてる ツイてる」は、一人さんがいつも口にしている言葉です。何ごとも必要があって起こること、だからありがたいこと、何があっても「ツイてる ツイてる」です。

ながい人生には運の悪いできごとや、不幸なできごとは必ずやってきます。一人さんはそんなときでも「ツイてる ツイてる」気がつけば億万長者、「ツイてる ツイてる」はマイナスをプラス思考にかえてしまう幸福の言葉、心の「おまじない」です。

不平不満、グチ・泣きごと、悪口・文句、これらマイナス思考の言葉には貧乏神が寄ってきます。そして人は幸せになれません。

恨み辛みは生きていれば誰にも生じます。辛い思いをしたからと相手を恨みたくなるのは人情です。が、恨み辛みは自ら断ち切らねば、また自分のところへ還ってきます。

相続で相手を恨んでいる人がいます。お会いする度に「恨むな恨むな」と言い続けます。1年が過ぎたころ、「野口さんにいつも言われるので、そう思えるようになりました」とお礼を言われました。恨み辛みが消えたとき不運が幸運に転じツキに恵まれます。

ありがとうおじさん、森 信三、鍵山秀三郎、坂田道信、斉藤一人、この方々に一貫して通じるものがあります。その源は、ありがとうございます。この「感謝の心」です。  

遺言無効

遺言無効に関する争いが増えています。

自筆証書遺言・公正証書遺言に共通する意思能力の問題は、客観的な資料が役立ちます。
医療記録、診断書、等々。

意思能力に加え、
自筆では自署能力(字が書ける能力)
公正証書では口授(そんな難しいことが遺言者が言えたのか)
が問題になります。

公正証書も絶対ではない時代。
遺言有効無効で争うことが無いようにしたいものです。