路線価or倍率評価

先日の相続税を算出するための土地評価講座から。

倍率地域 or 路線価地域。該当地がどちらかを調べるとき、
最初に倍率地域に該当するかを調べることが肝要です。

路線価地域を最初に調べると
「路線価が付されている道路に面しているから路線価地域」…
と判断してしまう危険性があるからです。

路線価が付されている道路に面していても、倍率地域の土地は倍率評価です。
この間違いよくあるそうです。

※路線価:道路に付された価格。土地を評価する時、土地が面している道路に付されている価格に面積を乗じて画地補正を行い算出します。
倍率評価:固定資産税評価額に決められた倍率を乗じて計算します。
路線価評価> 倍率評価。

土地評価

4月22日相続アドバイザー養成講座の第4講座が行なわれました。
題目/「相続、贈与税の土地評価」
講師/原卓司氏(㈱東京アプレイザル)

原氏は税理士・不動産鑑定士ではありませんが税理士にも土地評価をコンサルしているのが頷ける内容でした。
土地評価は税法だけでなく、不動産実務知識等幅広い知識が必要だからです。
講座は必然的に現場を見据えてた内容になっていきます。

原氏が言われたこと。
「今日の内容を丸暗記しなくてもよい。
大切なのは引出しを持つこと。
ひっかかった点を専門家に相談出来ることが大事」
大切なのは問題を感じ取れるセンサーです。

土地評価にはストライクゾーンがあります。
高目でもストライクです。
しかし、納税者のことを考えたら低目のストライクが必須です。
高目なのか低目なのかを感じ取れるセンサーを持つことがアドバイザーにとって大切です。

旅行

昨日は相続の仲間で楽しい旅行でした。

旅館の一工夫。
お風呂場の脱衣のかごの横にスリッパ入れがついてます。
お風呂場から出る時、どれが履いてきたスリッパかわかりません。
折角お風呂に入ったのに人が履いてきたスリッパを履くのを避けるためです。…

トイレにはそのままのスリッパで入ります。履き変えません。
違和感がなかったのは「トイレが綺麗だから」。

飲んで(飲みすぎて?)歌って楽しい二日間。
気心知れた仲間が17人も集まって旅行が出来る。
ありあがたいです。

小規模宅地

小規模宅地が適用可能な土地を取得した相続人全員の同意がないと小規模宅地の適用不可と国税不服審判所は判断しました。

小規模宅地を適用した相続人が税務上有利になります。
そのため他の相続人からこの同意を取る苦労話を税理士からよく聞きます。

ありがとうございます

毎月届くレポートの今月の題目
「ありがとうございます」

職場で自然と「ありがとうございます」という言葉が交わされていることに、社長が感謝しているレポートです。

些細なことでも
「ありがとうございます」
と感謝する。

謙虚さがなくなると
「○○してくれるのが当たり前」
と感謝の言葉が出てきません。

「ありがとうございます」
の言葉の多さが職場をよくするバロメーターです。

無常

森信三先生の「一日一語」より

釈尊の説かれた「無常」の真理とは、
「この世ではいつ何が起こるか分からぬ」
ということです。

それ故われわれは、常にこの「無常」の大法を心して、
いつ何が起ころうと驚かぬように心しなければならぬ。

この言葉、奥が深いです。
困難は受け容れなくてはならないということです。

共有預金

外国の銀行(日本に支店はない)共有預金というものがあるそうです。

共有者が各々預金も引出しも出来ます。
共有者の一人が亡くなると、他の共有者のものになります。

この預金
相続時、遺産分割がいらないのか。
相続税課税財産の把握が出来るのか。

海外財産は難問が多そうです。