相続と測量

6月24日(水)相続アドバイザー養成講座の第13講座が行なわれました。
題目/「相続と測量」
講師/高橋一雄氏(土地家屋調査士)

相続の現場で測量がいかに大切かを実感できる講座です。
境界線は
「感情線」とも「勘定線」とも言われます。
境界線は目に見えません。
土地所有者の心の中にあります。
それを聞き出していくのが測量の仕事です。
「境界線は心で見る」
名言です。

境界には種類があります。
・所有権界。
・筆界。
・占有界。
皆が一般的に言っているのが所有権界です。
しかし、境界で揉めるのはこの3つが異なるなるときです。
この違いを理解することは大切です。

測量の大切さを事例を交え、愉快に語ってもらいました。
ありがとうございます。

幸福

森信三先生 一日一語 より

幸福とは、
縁ある人々との人間関係を噛みしめて、
それを深く味わうところに生ずる感謝の念に他なるまい。
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心に響く言葉です
深く味わう。
そのままを感謝することなのでしょう。

健康保険料

不動産を売却すると税の他、国民健康保険料・後期高齢者保険料等が増えます。
保険料の所得割を乗じる元の金額に注意。

所得から引けるのは住民税の基礎控除33万円だけです。
他の控除(扶養控除・社会保険料控除等々)は引けません。

保険料の上限額は決まってますが負担感は大きいです。

相続の法律実務要点

6月17日(水)相続アドバイザー養成講座の第12講座が行なわれました。
題目/「相続の法律実務要点」
講師/中島誠氏(司法書士)

1前半は遺産分割の具体的な手続の流れを
2中盤は登記手続の実務で問題になることを
3後半は相続アドバイザーに求められる姿を
お話して頂きました。

2では
・相続分の譲渡
・利益相反
・数次相続
・遺言の内容が判然としない場合
・海外相続
現場で出てきそうな案件です。
遺産分割協議書や遺言を作成するときに登記出来るかどうかを司法書士に確認しながら行う重要性がわかります。

3では
人格を高め、本質を見抜く目を養う。
そのために大切なことに気が付くことです。

レジメの最後の言葉です。
心豊かの人は、いつも幸せ。
幸せな人は、人々を幸せにする。

静かな喜び

考えごとをすると心が緊張します。
考えることを止めて左脳を停止させます。
すると感性や直観をつかさどる右脳が開きます。

考えない思わない心の状態が
私たちの心の本当の状態です。

それが
「静かな喜び」
で満たされた心です。

このことは赤ちゃんの笑顔をみるとわかります。

幸福度

世界の幸福度調査が報告されました。

調査対象の158ヶ国中
1位はスイス、
2位はアイルランド、
3位はデンマーク、

日本は46位、
昨年度より3つ順位を下げたそうです。

こんなに裕福な国なのに。
不思議です。

歴史

先日、日本の歴史を学びました。
歴史は勝者がつくりますから、勝者に都合の悪いことは書かれません。
私たちが学んだ歴史は真実ではないようです。

相続問題に携わると、その家の歴史に触れます。
真実が曲げられて伝わってくることがあります。

問題の本質を見る目を養うことの大切さを感じます。