昨日は地域での相続セミナーを行いました。
題目は「相続の基礎を学ぶ」
「相続人と相続分を知ることの大切さ。
相続人が相続分通り相続すると不合理だと思う人は、遺言を考えてみては」
とお話しました。


昨日は地域での相続セミナーを行いました。
題目は「相続の基礎を学ぶ」
「相続人と相続分を知ることの大切さ。
相続人が相続分通り相続すると不合理だと思う人は、遺言を考えてみては」
とお話しました。
善悪・優劣・美醜などは、すべて相対的で、
何ら絶対的なものではない。
何となれば、いずれも「比較」によって生まれるのであり、
随って尺度のいかんによっては、逆にもなりかねないからである。
森信三先生の一日一語からです。
その通利ですね。
比較は怖いです。
「お客様のために」と考えるのではなく、
「お客様の立場」で、考えろ。
と言います。
相手の立場に立って考えなければ、
「自分に都合よく」
「独善的に」
「身勝手に」
考えてしまいます。
「お役様のため」という錦の旗に隠れて出てくるのでやっかいです。
森信三先生の一日一語より
言葉の響きは偉大である。
一語一音の差に天地を分かつほどの相違がある。
それゆえ真に言葉の味わいに徹するのは、
そのままいのちに徹するの言いといってよい。
言葉には力があります。
言葉により多大な影響を与えた森信三先生の語録であるがゆえに重みがあります。
人の体には約37兆個の細胞があるのは知られています。
しかし約1000兆個の細菌が住み着いていることはビックリです。
この細胞たちが病気を防いだり、時には心を左右させます。
1000兆個の細菌。
私たちは生かされているのだと感じます。
7月15日(水)相続アドバイザー養成講座の第18講座が行なわれました。
題目/「財産診断と相続コンサル事例」
講師/福田郁雄氏(㈱福田財産コンサル)
相続対策を一言であらわすと、
「不良資産」から「優良資産」への組み替え。
そして大切なのは
「クライアントに気付いてもらうこと」
気付いてもらうため、長年積み重ねてきたノウハウは貴重です。
気付いてもらい、クライアントが実行を決断すると、
クライアントの悩みは晴れます。
しかし、その瞬間から福田氏の肩に責任がずっしりかかります。
福田氏が目指す方向が事例からよくわかります。
通常同じ方向を向かない、3つの相続対策(分割・納税・節税)を実践されています。
クライアントの利益を最優先し実践されている福田氏ならではのお話でした。
ありがとうございます。
お客様が来てくれるお店にするコツ。
先ずは自分が、
また来てもらいたいお客さんになるの。
すると自分の店にも、
また来てもらいたいお客さんが、
いっぱい集まるようになるから。
それが本物の商人だよ。
斎藤ひとりさんのお話です。
「なるほど」と思えます。
「いい反省」とは、
解決策を見つけるためにする反省。
「悪い反省」とは、
原因を追求するためにする反省。
原因を追究していたら自分を否定しなければなりません。
解決策を追及すれば失敗が糧になります。
いい反省をしていきたいですね。
「遺言控除」
遺言を書いた人に相続税を安くするという提案です。
自民党の「家族の絆を守る特命委員会」が遺言を普及させたいためい考えました。
税金を安くするために、遺言を書く。…
なんか変ですね。
かえって争いの種になりそな………。
7月8日(水)相続アドバイザー養成講座の第17講座が行なわれました。
題目/「相続と事業承継をめぐる問題点」
講師/斎藤紀明氏(㈱東京アプレイザル)
時価が不透明な「株」。
ゆえに分割が難しい。
そして、その「株」を集中させなければ事業承継は破たんしかねません。
このようなやっかいな財産であるが故に、相続対策が重要になります。
事業承継で学ぶことは膨大にあります。
とても2時間で学べません。
この2時間で斎藤氏が伝えたかったことは、相続の視点で事業承継を見ることの大切さです。
継続性が求められる企業、しかしオーナーには必ず死が訪れます。
ここをしっかり考えている中小企業のオーナーは少ないようです。
そこに相続アドバイザーの役割が求められます。
事業承継問題の全体像を感じられる有意義な講座でした。
ありがとうございます。