全国研修大会

先日、SA協議会の全国研修大会を熱海で開催しました。
野口氏が20年の相続実務で培ってきた相続コーディネート実務の進め方をお話して頂きました。
初回面談、受託、手続終了まで5段階に区切った要所の解説。
そして、実務で活用している書式。
これらは実務に直結して役立ちます。

冒頭お話された相続コーディネーターに不可欠なもの。
それは「強さ」と「優しさ」です。
強さがベースにある人は一筋の優しさを
優しさがベースにある人は一筋の強さをもつことです。

コーディネータの人間力で円満な相続手続が実現出来ます。
研修資料に掲載されている、野口氏がお客様に出された手紙からこのことが実感出来ます。

相続アドバイザーの役割は相続案件の本質を見抜きお客様を幸せに導くことです。
この役割の大きさを感じたお話でもありました。
ありがとうごあいます。

覚悟

人間は真に覚悟を決めたら、
そこから新しい智慧が湧いて、
八方塞りと思ったところから一道の血路が開けてくるものです。

森信三先生の一日一語より

真に覚悟を決める。
真かどうかです。

ありがとう

「ありがとう」
の反対語は?

答え
「当たり前」。

ありがとうの語源は「有り難い」。
「有る」ということが「難しい」。

つまり「ある」ということがなかなかないのに「ある」のです。

身の回りには
「有り難い」
ことで一杯です。

立証責任

先日の民法勉強会からです。
立証責任のお話。

「それは特別受益になりますね」
安易に言うのは禁物です。

争いになったら特別受益は立証できないと絵に描いた餅です。
立証するのは特別受益があると主張するほうです。
しかし、この証拠がない特別受益が多いのが現状です。

東京家裁は特別受益を主張するときは証拠を用意してくださいというチラシまで あります。
証拠がない特別受益を持ち込むなということでしょう。

箱根

箱根ロープウエイが昨日、半年ぶりに運行(一部区間)を開始しました。

噴火の警戒レベルはまだ2ですが、秋の紅葉シーズンにはずみがつきそうです。

再開されたのは芦ノ湖畔の桃源台駅と姥子駅。

早く箱根の賑わいを取り戻したものです。

杭偽装

杭偽装。

工期延長が許されない業界が故の出来事であるとしたら、旭化成建材だけの問題ではなさそうです。

売主業者が対応してくれるマンションはよいですが、売主業者が既に存在しないマンションもたくさんあります。

不動産は怖い資産であることを改めて感じます。

えだまめ

えだまめ と だいず。

若いうちが、えだまめ です。
収穫しないでおいておくと、大豆になります。

えだまめ と だいず。
同じ植物から出来る物です。

意外と知られてないのでは……..。

筆界特定

今年5月「筆界特定」の登記件数累計が20,514件と2万件を超えたようです。

まだまだ件数は少ないですが、土地の登記事項の「筆界特定」の欄はしっかり確認しましょう。

筆界特定制度を利用した土地は境界に何らかの揉め事があると考えた方がよいからです。

筆界と所有権界は一致しているとは限りません。
そして、一致していないと揉める原因となります。

自戒

つらい事が多いのは、
感謝の心が足りないから。

苦しい事が多いのは、
甘えがあるから。

悲しい事が多いのは、
自分中心の心が多いから。

心配する事が多いのは、
今を懸命に生きようとする心が足りないから。

行き詰まりが多いのは、
自分の心が裸になれないから。

石川洋氏の詩「自戒」。
全ての源は自分です。
いい詩です。