投資

昨日はFP勉強会で投資について学びました。

目先の値上がりや配当目当ては「投資」でなく「投機」。
長期的に成長するものにお金を投じるのが「投資」。

日本人は「投機」が多くアメリカ人は「投資」が多い。

日米の投資信託の純資産高10位までを見ると明らか。
アメリカは全てが長期投資を基軸にしたファンド。
日本は全てが目先の配当で客を呼ぶ毎月配当型。

本当のことを知る大切さを学べた勉強会でした。

預貯金債権

預貯金は当然分割財産。
この平成16年最高裁判決をめぐって最高裁大法廷で争われます。

預貯金は金融機関相手に訴訟すれば法定相続分で引出せます。
遺産分割の対象でないことがおかしいと争っています。

実務にも影響する注目裁判です。

葬儀・お墓を知る

今日の朝日朝刊から。

なるほどマネーの新シリーズ「葬儀・お墓を知る」全10回。

突然ご主人が亡くなり、
病院で霊安室からの遺体の退去を迫られ、
連絡した葬儀社の言うがままに葬儀を行った事例が紹介されています。

知っておくべきことが掲載されそうです。
残り9回、楽しみです。

心の中の想い

昨日は相続アドバイザー養成第13講座「相続と測量」。

「心の中の想いを言わせるのが土地家屋調査士の仕事」

心の中の想いを言ってもらわないと境界は決まりません。
測量は測るのが仕事でなく、心を開かせるのが仕事です。

なるほどと思わせるお話でした。

ハガキ

たった一枚のハガキで、
しかもたった一言のコトバで、
人を慰めたり励ましたり出来るとしたら、
世にこれほど意義あることは少ないであろう。

森信三先生の一日一語からです。

私もハガキを続けています。
ハガキは不思議な意思伝達道具です。

雑用

凡事徹底で著名な鍵山秀三郎さんの名言から

「もともと、
世の中に、雑用というものはありません。
雑な心でするから雑用になるのです。」

相続手続の仕事は面倒なことが多く、雑用で振り回されていると思っててしまう自分がいます。

こんなとき、決まって心が雑になっています。
雑用なんかないですね。
自分が雑用にしているだけです。

相続講座

先日、相続アドバイザー養成講座の看板講座が行われました。
第11講座「争族にならないための法律知識」。
講師は江口正夫氏(弁護士)です。

何もしないで(遺言を書かず)相続に突入すると、民法が基本となって相続が始まります。
遺産分割がまとまらず、家裁の調停でもまとまらず、最後審判官の審判になると、基本は法定相続分です。
審判官でも変えられない相続分を変えられるのが、被相続人が生前に行う遺言という方法です。

法定相続分で相続がすることが不合理な場合は、遺言を書く必要があります。
紛争が生じてから相談されることが多い弁護士では出来ない分野を相続アドバイザーに託す想いが伝わってくる、講座です。

受講生全員が食い入るようにお話を聴いていいました。
江口氏は、受講生に相続の仕事をしていくうえで心構え・覚悟を伝えたいのだなと感じました。
「真剣に考え抜いて取り組まなければならない」
この言葉が印象的でした。
ありがとうございます。