心眼

われわれ人間は「生」をこの世にうけた以上、
それぞれ分に応じて、一つの「心願」を抱き、
最後のひと呼吸までそれを貫きたいものです。
[ 森信三 一日一語 ] より

ひと呼吸まで……。
貫ける心眼をもつこと。
それは不変の真理でなければなりません。

無常

最深の愛情とは、ある意味では人生の無常を知らせることかも知れません。
そしてそれには、教える者自身が、
日々無常に徹して生きていなければ出来ることではないでしょう。
[ 森信三 一日一語 ] より

無常に徹して生きる。
そのためには、そのままの自分で生きること。
そのように思えます。

準備

ものごとの処理は、まず手順を間違えぬことから。
しかしそれには、あらかじめ、準備しておく必要がある。
[ 森信三 一日一語 ] より

準備の大切さ。
いつも身に染みています。

 

役割

すべて人間には、天から授けられた受もち(分)がある。
随ってもしこの一事に徹したら、
人間には本来優劣の言えないことが分かる。
[ 森信三 一日一語 ] より

自分にも役割があり
大切な存在である
ことに気が付かなければなりません。

節約

節約は物を大切にするという以上に、
わが心を引き締めるために有力だと分って人間もはじめてホンモノとなる。
[ 森信三 一日一語 ] より

「わが心」
ほっておくと、
「我」が無造作に湧き出てきます。

節約は我を押させる方法かもしれません。

眼前の瑳事

学校の再建はまず紙屑を拾うことから・・・。
次にはクツ箱のクツのかかとが揃うように。
真の教育は、こうした眼前の瑳事からスタートすることを知らねば、
一校主宰者たるの資格なし。
[ 森信三 一日一語 ] より

家庭・会社、全てにあてはまります。

心願

真の教育は、何よりも先ず教師自身が、
自らの「心願」を立てることから始まる。
[ 森信三 一日一語 ] より

全ての職業にあてはまると思います。
仕事に取組む「ぶれない理念」。
これがあるか、ないかで仕事の質が大きく変わります。

真の力

満身総身に、
縦横無尽に受けた人生の切り創を通してつかまれた真理でなければ、
真の力とはなり難い。
[ 森信三 一日一語 ] より

森信三先生の言葉だからこそ余計に心に響きます。
困難が真理をつかむための最大の糧なんですね。

「困難」さんに出会ったら感謝しなければなりません。