絶対必然

この地上には、一さい偶然というべきものはない。
外側からみれば偶然と見えるものも、
ひと度その内面にたち入って見れば、
ことごとく絶対必然だということが分る。
[ 森信三 一日一語 ] より

絶対必然とし受け入れることです。

幸福

幸福とは、
縁ある人々との人間関係を噛みしめて、
それを深く味わうところに生ずる感謝の念に他なるまい。
[ 森信三 一日一語 ] より

「生ずる感謝の念」
感謝の念は、自然と生ずるものでなければなりません。

ハガキ

たった一枚のハガキで、
しかもたった一言のコトバで、
人を慰めたり励ましたり出来るとしたら、
世にこれほど意義あることは少ないであろう。
[ 森信三 一日一語 ] より

複写ハガキを初めて十数年。
ハガキは不思議な道具です。

他人ために尽くす

如何にささやかな事でもよい。
とにかく人間は他人のために尽くすことによって、
はじめて自他共に幸せとなる。
これだけは確かです。
[ 森信三 一日一語 ] より

「これだけは確かです」
これだけは
確か
なんですね。

迷い

哲人といえども迷う時はあろう。
だが迷う時間が短かろう。
悟った人でも迷うことはある。
しかし迷う時間が短い。
[ 森信三 一日一語 ] より

皆、迷うんですね。
迷ってる時間が違うだけです。

WHYよりHOW

わが身に降りかかった悲痛事に対して、
その何ゆえか(WHY)を問わない。
それよりも如何に(HOW)対処すべきかが大切。
[ 森信三 一日一語 ] より

何でわたしばっかり、こんな目に……。
と愚痴るのでなく
解決に向け行動することが大事です。

 

前世の返済

この世における辛酸不如意・苦労等を、
すべて前世における負い目の返済だと思えたら、
やがては消えてゆく。
だが、これがむつかしい。
[ 森信三 一日一語 ] より

前世の返済。
来世につけを残さないようにしたいですね。

調和

世の中の事はすべてが一長一短で、両方良いことはない。
哲学の最終的帰結も、
宇宙間の万物は、すべて絶大なる動的平衡(調和)によって保たれている・・・
という一事だといってよい。
[ 森信三 一日一語 ] より

一長一短。
調和が大切ですね。

相対界

石が分かるということは、
物がわかり出した一徴標といってもよい。
というのは、
相対界を離れた証拠ともいえるからである。
[ 森信三 一日一語 ] より

相対界
比較のない世界なのでしょう。

人為の計らいがない

美術品の場合、倦きがこないということが良否の基準となる。
つまり倦きがこないとは、
作品に人為の計らいがないせいで、
それだけ天に通じる趣きがあるといえよう。
同時にこれは、ひとり芸術品だけでなく、
人間一般にも通じることでしょう。
[ 森信三 一日一語 ] より

人為の計らいがない。
そのままの人ということでしょうか。