腰骨を立てる

人間は心身相即的存在ゆえ、
性根を確かなものにしようと思えば、
まず躰から押さえてかからねばならぬ。
それゆえ二六時中、「腰骨を立てる」以外に、
真に主体的な人間になるキメ手はない。
[ 森信三 一日一語 ] より

背筋を伸ばす。
心がシャンとします。

真実

真実というものは、
一点に焦点をしぼってピッチを上げなければ、
発火しにくいものである。
[ 森信三 一日一語 ] より

真実を発火させる。
なるほどと思う言葉です。

徳に転ずる

人間は才知が進むほど、
善・悪両面への可能性が多くなる。
故に才あるものは才を殺して、
徳に転ずる努力が大切である。
[ 森信三 一日一語 ] より

才があれば稼げます。
特に転ずることが出来る人は少ないように思えます。

眼を開かせてくれる人

精薄児や身障児をもつ親は、悲観の極、必ず一度はこの子と共に身を滅ぼしたいとの念いに駆られるらしいが、しかもその果てには必ず、この子のお陰で人間としての眼を開かせてもらえたという自覚に到るようである。
[ 森信三 一日一語 ] より

眼が開いたとき、神様が授けてくれたと感じるのでしょう。

リズム

すべての物事は、リズムを感得することが大切である。
リズムは、根本的には宇宙生命に根ざすものゆえ、
リズムが分かりかけてはじめて物事の真相も解り出すわけである。
中んずく書物のリズムの如きは、著者の生命の最端的といってよい。
[ 森信三 一日一語 ] より

同じように接しても、人によって結果が大きく違う要因なのでしょう。

 

言葉

言葉の響きは偉大である。
一語一音の差に天地を分かつほどの相違がある。
それゆえ真に言葉の味わいに徹するのは、
そのままいのちに徹するの言いといってよい。
[ 森信三 一日一語 ] より

言葉には力があります。

出し尽くす

人間の偉さは才能の多少よりも、
己に授かった天分を、
生涯かけて出し尽くすか否かにあるといってよい。
[ 森信三 一日一語 ] より

天から与えられた天分を出し尽くす。
皆それぞれ素晴らしいものを与えられているのですから。

弱さは悪

弱さと悪と愚かさとは、互いに関連している。
けだし弱さとは一種の悪であって、 弱き善人では駄目である。
また智慧の透徹していない人間は結局は弱い。
[ 森信三 一日一語 ] より

「弱さとは一種の悪である」
と言ってます。

決める

人はその一心だに決定すれば、
如何なる環境に置かれようとも、
何時かは必ず、道が開けてくるものである。
[ 森信三 一日一語 ] より

成就出来るか否かは
心が決めききれてるかどうかです。