相手の心に受け容れ態度が出来ていないのにお説教するのは、
伏さったコップにビールをつぐようなもの・・・
入らぬばかりか、かえってあたりが汚れる。
[ 森信三 一日一語 ] より
いつも感じていることです。


相手の心に受け容れ態度が出来ていないのにお説教するのは、
伏さったコップにビールをつぐようなもの・・・
入らぬばかりか、かえってあたりが汚れる。
[ 森信三 一日一語 ] より
いつも感じていることです。
「一日は一生の縮図なり」・・・
かく悟って粛然たる念いのするとき、
初めて人生の真実の一端に触れむ。
[ 森信三 一日一語 ] より
一日一生です。
電話ほど恐ろしいものはない。
というのも聞こえるのはただ声だけで、
先方の表情や顔つきは一切分からぬからである。
[ 森信三 一日一語 ] より
メールはもっと怖いです。
五分の時間を生かせぬ程度の人間に、
大したことは出来ぬと考えてよい。
[ 森信三 一日一語 ] より
常に心掛け、体にしみこますべきことです。
一切の悩みは比較より生じる。
人は比較を絶した世界へ躍入するとき、
始めて真に卓立し、
所謂「天上天下唯我独尊」の境に立つ。
[ 森信三 一日一語 ] より
相続争いも比較から生じます。
幸福とは求めるものではなくて、与えられるもの。
自己の為すべきことをした人に対し、
天からこの世において与えられるものである。
[ 森信三 一日一語 ] より
天はみています。
「天地終始なく人生生死あり」・・・これは頼山陽の十三歳元旦の「立志の詩」の一句ですが、
これをいかに実感をもってわが身に刻み込むかが
我われの問題です。
[ 森信三 一日一語 ] より
我々には終始があります。
今をしっかり生きなければなりません。
絶対不可避なる事は即絶対必然にして
これ「天意」と心得べし。
[ 森信三 一日一語 ] より
天意は絶対不可避で絶対必然。
つねに腰骨をシャンと立てること・・・
これ人間の根性の入る極秘伝なり。
[ 森信三 一日一語 ] より
腰骨を立てると気持ちが引き締まります。
「生」の刻々の瞬間から「死」の一瞬にいたるまで、
われらの心臓と呼吸は瞬時といえども留まらない。
これは「ありがたい」という程度のコトバで尽くせることではない。
「もったいない」と言っても「辱ない」といってもまだ足りない。
文字通り「不可称不可説」である。
[ 森信三 一日一語 ] より
その通りですね。