余命

団塊世代よ、あなたの晩年は40年間ある。

若々しい100歳か、
寝たきりの100歳か
これからのあなたの生き方で決まる。

日野原さんの対談本「余命」の紹介文です。

高齢者に顔晴(がんば)ってもらう時代かもしれません。

障害者控除

東京国税庁は、成年被後見人が相続税において障害者控除の対象となる特別障害者に該当することを明らかにしました。

所得税法では平成24年に特別障害者に該当すると明らかにされていました。
特別障害者に該当すると、一定の金額を相続税の課税価格から控除出来ます。

明確にしてもらえると、悩まなくて済むので、実務では助かります。

独居高齢者急増

昨日発表された「世帯数の将来推計」。

一人暮らしの高齢者
全国 2035年 762万人 (2010年498万人)
東京 2035年 104万人 (2010年65万人)

急速に進む高齢化の最も懸念すべき特徴です。

当然、相続の形態も変化していくでしょう。

生前贈与と保険

昨日の日経夕刊一面。
「生前贈与 生保で備え」相続増税控え

年間110万円の非課税枠を使い贈与されたお金で子・孫が保険料を払う商品が売れています。
現金を贈与すると無駄使いの心配があるからです。

日本生命は個人年金の契約開始年齢を7歳から、受取開始17歳に引き下げました。…
孫の大学入学にあわせて満期がくるように設定出来ます。

多種、多様な商品が登場します。
大切なことは目的を間違えないことです。

戸籍・登記簿の見方

昨日、相続アドバイザー養成講座の第2講座が行なわれました。

題目は「相続人の確定と戸籍、登記簿の読み方」です。
講師は田中康雅氏(司法書士)です。

相続人を間違えた遺産分割は無効です。
だから、相続人の確定は相続開始後一番最初に行う重要な作業となります。
具体的には、被相続人の戸籍を出生まで遡り取得します。
戸籍を洩らさず取得し、内容を見落とさず、相続関係図を作成します。

相続人確定作業を自分で行うか、専門家に依頼するかが判断出来たと思います。

不動産登記簿の見方も重要です。
登記原因が「相続」となっていても原因が異なります。
①遺言による相続登記 (遺留分減殺請求の可能性があり)
②遺産分割による相続登記 (相続財産帰属確定)
③法定相続分での相続登記 (遺産分割未了の可能性あり)
実務での注意点が変わってきます。
相続登記の原因を知る重要性を学びました。

相続手続で、気がつかないと大変なことがあります。
知ってるか、知らないか の差です。

貴重なお話ありがとうございます。

二宮尊徳裏話

金次郎さんは子供のころ伯父の万兵衛さんに引き取られました。

金次郎さんが、夜な夜な勉強していると万兵衛さんは怒ったのは有名なお話です。
これは嫌がらせではありません。

万兵衛さんは金次郎さんのお父さんが貧乏になったのは、学問などしたからだと思っていたから怒ったのです。
金次郎さんを立派な百姓に育てるため、あえて勉強することを怒ったのです。

金次郎さんは万兵衛の気持ちがわっていました。
しかし、勉学の大切さを信じ、勉学を続けたのです。

そして偉大な仕事が出来るようになったのです。

たらいの水

「尊徳講話」
たらいのお話。

たらいを自分自身に例えます。
たらいの中の水は徳です。
たらいの中で、水(徳)を手で押しやると(与えると)、水(徳)は自分に戻って きます。

生まれたときは、たらいの中はからです。
そこに出会った人から恩を受け、徳(水)が溜まってきます。

健康基準広がる

日本人間ドック学会と健康保険組合は血圧や肥満度等について
「異常なし」
とする値をゆるめます。

「異常あり」の人も健康な人が多いというデータからです。

異常値が出ると心配になって医者に行き、安心のため薬を貰うという人は減るでしょう。
医療費も節約出来ます。

「不安をあおり、医療費が増えていく」
こんな構造だけは終わりにしたいです。

人の心の動きは不思議
ふっと一つの思いが上がると、心が仏にも鬼にも変わる。
ふっと思った心に心がだまされないように気をつけなければならない。

こんなメッセージを頂きました。

心は無限です。
無限の可能性があります。

反面、心に支配されてしまうことも……。

常に、心を冷静に見れる自分がいることが大切です。

相続学校開校

昨日第30期相続アドバイザー養成講座が開講しました。
第一講座はSA協議会の副理事長の野口賢次氏のお話です。
題目 「相続の基本と仕組み」

最初の2時間は相続の全体像をつかむための総観図で、今後の19講座のガイダンス的なお話でもあります。
レジメは実務で大切なことを基に書かれています。実務で役立つバイブルとなるでしょう。

最後の1時間は相続アドバイザーとしての役割です。
役割を果たすための心構え、何をどう学ぶか、知識・技術だけでなく、心の大切さ。
相続人を幸せに導くことを心から考え仕事をしている実務家ならではのお話です。
自分が進むべき方向性に迷いが出た時、道しるべとなるでしょう。
4ヶ月間20講座のスタートにふさわしい講座でした。
ありがとうございます。