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 2つの祈り  三商レポートNo75 

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 相続問題に限らず、多くの相談を受け、いろいろなお話をお聴きします。悩みを抱えながら生きている多くの人に出会います。悩みの内容は様々です。

 人と比べ、人のことを気にしすぎて自分を見失い、自ら悩みを作り出している人。
 常に前向きに、積極的に、ポジティブに生きなければいけないと自分を追いつめ辛い思いになっている人。
自分ではどうにもならないことを、それでも何とかしなければともがき苦しむ人。

どの人も皆一生懸命に生きようとしています。
これまでの生き方がうまくいかなくなった時に、心の支えとなり、生きる指針となる言葉に出会い救われることがあります。

【ゲシュタルトの祈り】

私は私のために生きる。あなたはあなたのために生きる。

私はあなたの期待に応えるために、この世に生きているわけではない。
あなたも私の期待に応えるために、この世に生きているわけではない。
私は私。あなたはあなた。

でも、機会があって私たちが出会うことがあれば、それは素敵なこと。

たとえ出会うことがなくても、それはしかたのないことです。

 ドイツの精神医学者で、ゲシュタルト心理療法の創始者フレデリック・パールズの言葉です(いろいろな訳があります)。

【ニーバーの祈り】

神よ

変えることのできるものについて、

それを変えるだけの勇気をわれに与えたまえ。

変えることのできないものについては、

それを受けいれるだけの冷静さを与えたまえ。

そして、

変えることのできるものと、変えることのできないものとを、

識別する知恵を与えたまえ。

(大木英夫氏の訳を引用)

 アメリカで活躍した20世紀を代表する神学者・牧師で政治学者でもあったラインホールド・ニーバーの祈りの言葉です。

それぞれに味わい深い意味があります。
2つの「祈り」に共通しているのは、全てをあるがままに受けいれることの大切さです。
このことに気づくと自分自身が救われます。また、その気づきを体験した人は、人を救うことができます。






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