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教育者、森信三先生の修身の授業の記録を書いた本です。
森信三先生が生徒から
「僕らの組みを先生が受け持つのは、天命だと言われましたが僕にはそういうふうには信じられません」
という質問を受けました。
これに対して森信三先生は
「それはそうでしょう。諸君はまだ若く人生の苦労というものをしてないんですからね。
ああ言ったのは主として私自身の気持ちを申したのですから、諸君がそう信じられなくてもかまいません。
ただねぇ、そう信じられる人と、信じられない人との人生が将来どう違ってくるかということだけは考えてみて下さい」
意味深い教えです。
天命だと思い、どんなことにも対処する心構えで生きていくのと、そうでないのでは将来の人間としての成長に大きく違いがでるということでしょう。
自分の心の動きは自分しかわかりません。
今日一日どんな想いで行動したのか、静かに自分の心に問いかける時間が必要です。
そして、その心構えの構築に必要な読書について次のように教えています。
肉体を養うための食物は毎日欠かしません。同様に心の食物の読書も毎日欠かしてはならないのです。
読書より経験、実践が大事だといわれます。確かにそうかもしれません。
しかし経験も読書の光に照らして初めて、経験の大切さに気が付くのです。
読書の光がなければ、気が付かないばかりか、自他を傷つけることにもなります。
忙しくとも寸暇を惜しんで本を読むようでなければ道を誤ります。
推薦する本に、二宮尊徳、吉田松陰 の伝記を挙げています。
相続コンサルの仕事を行ううえでの心構えに通じます。
我々は一生勉強です。
安心・簡単・長続き
相続対策のキーワードです。
難しい事を行うのではなく、簡単な事を確実にやる。
これが安心に結びつきます。
この対策の代表的なものが生命保険のなかの終身保険と贈与。
相続対策をしてから亡くなるまで時間があります。
バブル期借入をして相続対策を行い失敗した人はたくさいます。不動産等の資産価値は下がったけど、借金は減らないからです。
対策を実行して、すぐに亡くなれば効果があったのでしょうが、長続きしなかった対策です。
終身保険は目減りしません。
亡くなった時、確実に保険金が受け取れます。
終身保険は長続きの代表的な対策です。そしてシンプルで安心です。
贈与は確実に、子や孫に親の財産が移転します。
贈与税は高いと思われがちですが、やがてくる相続税より低い税率で移転すれば節税になります。
ポイントは贈与した記録を明確に残すこと。そのための手間を惜しまないことです。簡単な事です。
このことが安心を生みます。そして長く続ければ効果も大きくなります。
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