直接請求とは市町村の議会に対して条例(市町村独自の法律)を制定・廃止を要求できる制度です。
そのためには、有権者の50分の1の署名を集めなければなりません。
現在、わたくしの住む町、小田原市で直接請求が行われています。
小田原市では初めてのことです。
必要な署名数は3,300です。(有権者16.5万人の50分の1)
期間は1月18日〜2月17日まで。
3,300の署名は間違いないでしょう。
目標は10,000だそうです。
この活動で一番感じることは、
我々市民も政治に具体的に参加できるということです。
確かに、この運動では条例の制定の案を議会に提出する事しか出来ません。
議会が「NO」と言えば、却下され、制定されません。
この活動をしている人達も、議会で承認されるとは思っていません。
「条例の制定を要望していることを市民に知ってもらい、市民がこの問題に関して関心をもってもらい、考えるきっかけになればいい」
と言っています。
事実署名は確実に集まり、署名活動に協力したいという人も日増しに増えています。
このような条例制定の運動が、日常あちらこちらで行われるようになったら、議員の方々の行動も変わるでしょう。いい加減なことは出来なくなります。
条例が議会で否決されても、条例を提出するだけでも意義があるのです。
政治家の悪口を言っているだけでは何も変わりません。
今の日本の厳しい現状を造ったのは、政治家ではなく、政治活動に無関心で政治が悪いと批判だけし、行動しない我々国民です。
日本を変えていくためには地域社会から変わっていかなければなりません。
その地域社会を変えていく主人公は我々「住民」です。
これは奇麗事でも空想でもありません。
まずはこのことに我々の "心" が気付くことです。
「志」
松下村塾で吉田松陰が教えていたのは2年だったそうです。
2年の間にあれだけの人物が育ったのは何故か?
松下村塾では何を教えたのか?
松下村塾の標語は「立志」でした。
「志を立てて、以って万事の源となす」
これが松陰の教えです。
「志がない学問は弊害にさえなる」とまで言っています。
志とは、
与えられた人生において、
己のためだけでなく、
多くの人々のために、
そして、世の中のために、
大切な何かを成し遂げようとの決意。
『未来を拓く君たちへ』(田坂広志 著、くもん出版)より