小田原相続サポートセンター


地球は生きている

平成18年4月 野口レポートNo115より
今回は野口レポート4月号を掲載いたします。
じっくりお読み下さい。
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“スプートニク1号”旧ソ連が打ち上げに成功した世界最初の人工衛星です。およそ50年も前のことです。その後、宇宙開発はソ連と米国のライバル意識のなかで飛躍的に発展しました。

「地球は青かった」1961年、ガガーリン少佐が乗った、初の宇宙船ウォストーク1号。 「私はカモメ」1963年、女性宇宙飛行士テレシコワさん。 「1人の人間にとっては小さな一歩だが人類にとっては偉大な一歩である」1969年、人類が初めて月に足跡を残した、アポロ11号アームストロング船長の名言です。

宇宙から地球を見た多くの宇宙飛行士は、直感的に地球が生きていることを感じたそうです。

地表の年間平均気温は摂氏15度です。数度下がっただけで氷河期に、逆なら異常気象や海水面上昇などが発生します。今はいろいろなことが分かってきました。大昔、氷の星であるはずの地球は、雨も降り、海もあり、気温も今とあまり違わなかったそうです。

この謎はどんな学者にも解けませんでした。謎を解いたのは東京大学教授の松井孝典博士でした。松井博士が発見したのは、「地球が自律的に、大気中の二酸化炭素の量を調整し、温度調整をしている」ということでした。外界の環境変化に対応し、自ら意図的に温度を調整し保っている。これができるのは生きものだけです。 

無生物との固定概念を捨てたとたん、多くの謎が解けました。松井博士はこれを1986年イギリスの科学雑誌ネイチャーに「水惑星の理論」として発表し世界の学者に衝撃を与えました。

地球を人間の大きさに縮小したら、神秘にみちたそのメカニズムは人体に勝るとも劣りません。宇宙飛行士が地球は生きていると感じても不思議ではありません。

争って得た財産で人は幸せにはなれません。相続争いは勝っても負けても不幸になります。怒り、妬み、恨み、憎しみが毒気となって大気に放出されます。地球では、大気汚染、オゾン層の破壊、温暖化など人間による環境破壊が急激に進んでいます。

癌細胞やウイルスは自分のことしか考えません。自分さえよければと増殖を続け、人間を死にいたらしめ、結果として自分も死んでしまいます。共生することを知らないのです。

今、人間が地球をむしばんでいます。地球に人間が癌細胞のように働いています。もうこれ以上地球を病ませてはなりません。

全ての生きものには自然治癒力があります。地球が生きものなら治癒力をもっています。地球が自分の力で癌細胞を取り除こうとしたら何がおきるでしょうか、人間はこのことに気づくべきです。

生きものはどんな微生物でも地球と共生しています。もし共生を忘れたら、人間は地球上で一番愚かな生物となってしまいます。

共生は「感謝」と「譲る」です。相続も地球環境も人間が共生の気持ちをもてば、相続争いや環境破壊もなくなります。



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