法定相続人の数

Q. 相続税の計算をする時、法定相続人の数が重要だと聞きました。法定相続人の数とはどのようなものですか。


A. 相続税の非課税枠は現在
5,000万円+1,000万円×法定相続人の数 です。
妻子供2人が相続人の場合8,000万円までの財産であれば相続税は課税されません。
生命保険金や死亡退職金の非課税枠は
500万円×法定相続人の数 です。

このように法定相続人の数は重要です。この数が多いと相続税を減らす効果があります。

法定相続人の数とは何でしょう。
相続放棄者がいても、相続を放棄者がいないとした場合の相続人の数です。
例えば相続人が妻と子供一人の場合。子供が相続放棄すると親がいなければ兄弟が相続人になります。
兄弟が5人いると、子供が相続放棄すると相続人の数は6人になります。しかし法定相続人の数は放棄がないとして計算しますので2人になります。

養子の数も制限があります。
民法では養子は実子と同じ相続人です。
かつて、節税をするために養子をたくさん入れる対策がありました。
国税は、ここにメスを入れました。
法定相続人の数に入れられる養子の数は、実子がいる場合は1人まで。実子がいない場合は2人までとしました。
これは税法上だけですから、民法上は何人の養子を入れてもOKです。

これらの制限は法定相続人の数を意図的に増やす事を防ぐためです。
近い将来、非課税枠が減少することが予想されます。


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