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何故遺言を書く人が少ないのでしょう。
それは遺言がなくても、遺産分割は出来るからです。
遺言を書くにはエネルギーがいります。
書くことを先送りされます。
遺言がない場合は、相続人全員が話し合い、相続人全員の合意で遺産分割をします。
全員の合意がなければ出来ません。
一人でも反対者がいたら成立しません。
話合いがまとまらなければどうなるでしょうか。
最後は裁判所が決めてくれます。
どのように決めてくれるのでしょうか。
民法に従って決まります。民法は平等です。でも公平ではありません。
親の面倒、家の事を一生懸命やった子と、家に一切近寄らない子と民法では、相続分がイコールなのです。
おかしいと思いませんか。
おかしいと思うでしょ。
これが遺言を書く理由です。
遺言があれば公平に財産を分けられます。
遺言があっても、遺言どうりに分けなくてもよいのです。
遺言を書いてから年月が経過すると遺言どうりに分けることに不都合が生じます。
遺言の意味をくみ取り、遺言者の遺志を基にに皆で話し合って決めればよいのです。
遺言は遺産分けの道筋をたてる道具です。
どうしてもまとまらないときに遺言を執行します。水戸の御老公の印籠のようなものです。
日本人は話し合いが苦手です。
まして財産の分けかたを、財産を貰う人同士で決めるのは。
この大変さを省いてあげれるのは、遺産を残す本人だけなんです。
遺言を書くことは財産を残す方の義務ではないでしょうか。
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