_相続よろずレポート H13年9月号 No31 << No32へ | INDEX |
 
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   相続はなぜもめるのでしょうか?
ひとつには平等だからでしょう。
戦前の相続は家督相続でした。財産は全て長男が相続する事になっていました。
ですからもめる事はなかったのです。これは家を守る為につくられた制度です。
戦争が終わり民法が改正され現在の相続制度(その後も若干の変更はありましたが)になったのです。

こんな話を聞きました。(本当かどうかは知りませんが。)
戦争が終わりマッカーサーが日本にやってきました。アメリカからすれば日本人は脅威に思えたのです。特攻隊、人間魚雷等々,,,,,,,。
(中東で自爆テロの報道がされ、なんと恐ろしい事をすると思われるでしょうが日本人も同じ事をやっていたのです。)
なぜそんな事が出来るのかと研究したようです。
その原因を旧民法の家制度に見つけたのです。長男が財産を全て引き継ぎ家を守る。次男、三男は守るものがないから命をすて戦う事が出来る風習がある。次男、三男にももつもの持たせ守るものを持たせればれば、特攻なんて出来ないだろうと。家制度を廃止し均等に遺産を分けるようにしようと。
この話半分位あたっているかもしれません。

とにかく今の相続は平等なのです。財産全て現金なら平等に分けられるでしょうが不動産など他の財産は平等には分けれません。また平等にわけられる財産でも生前にすでに財産を貰っているとか(特別受益)、生前亡くなられた方の面倒みたのでその分はどうなるのかとか(寄与分)もめる材料はいくらでも有ります。これらを考慮して財産を平等に分けるなど不可能です。だから自分の主張を通そうとするのです。
そして自由です。自分の好きな事が結構自由に言えてしまうのです。住む場所も離れお互い他人の始まりが始まっていますので.................。
「自由、平等」美しい言葉のようですが争いの原因なのかもしれません。

二つめは全員一致です。
遺産分割協議は相続人全員が一致しないと成立しません。ひとりでも反対者がいると遺産分割は成立いたしません。多数決の世界ではないのです。決まらないと最終的には家庭裁判で調停が行われ、それでも決まらないと審判により決められます。これには大変な労力が必要です。
金銭の問題でなく感情の問題になってしまう事も有ります。こんな時最後の手段として相続分を第三者に譲渡して相続争いから抜けてしまう方法も有ります。
以外に思われるかもしれませんが相続分は売れるんです。肉親の争いも争う相手が他人になると喧嘩になりません。(あまりお勧めできませんが...........。)

三つめは人間は争う動物である事です。
歴史をみても解るように、人間は争い続けています。これは避けられない事でしょう。全員がお釈迦様のような人であれば争いなどおこりません。
法律もいらないでしょう。(ちなみに法律は争いが起こるから争いの解決の手段として作られたものです。しかしこの法は万能ではありません。明らかにおかしい事でも法に合っていれば正しくなってしまうのです。明らかにおかしいからといって法を変えたら法でなくなります。)

もめない方法
1 、遺言を書く事。
2 、自分が一歩引く事。
(お釈迦様になる必要はありません。)
2 番目が大切な事はいうまでもありません。

難しい事かもしれませんが一歩引いた人が
結果一番幸せになっているような気がします。
相続のもめ事は財産の大小に関係ありません。
参考にして頂ければ幸いです。

ホリホームでは相続に関し各専門家を コーディネイトして
総合的に適切なアドバイスを行なっております。
 
 
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